友情のシンボル

友情を象徴するシンボルには、ハートを繋げた形や友情の矢など他にも世界中で発祥した多くの種類があります。友情や忠誠心など友情を象徴するシンボルをジュエリーに彫刻したりタトゥーに入れたりして身に着けている人々もいます。以下に紹介するのは、友達にプレゼントしたり自分で使ったりしている最も一般的なシンボルです。

友情とはこの世で最も神聖な関係の一つです。他の全ての人間関係の本質がそこにあるからです。友情には、母のような優しさ、父のような厳格さ、兄弟のような独占欲、姉妹のような愛情、そして恋人のような愛などが全て含まれています。実際に友人がいない人生など不完全なものです。長い間友情を表す方法としてシンボルを使っていました。

象徴言語の時代はビクトリア朝時代に遡るとされていますが、さらにもっと昔に起源があるとも言われています。その当時の時代では、感情をシンボルで表すというのは人々の間で人気のスタイルでした。愛情と友情はその中でも最も象徴的に表現されていた感情です。長い間世界中の男女が言葉にできない気持ちをシンボルにたとえて伝えてきました。それぞれの感情が特定のシンボルで表され、複雑なレベルの感情を表現しています。

最もよく知られている友情のシンボルをいくつか紹介します。

友情のブレスレット

このブレスレットは異なる色の刺繍糸やスレッドを使って織ったものです。友情のブレスレットはアメリカインディアンの間で始まり、友情のしるしとして送られていました。友達からこの友情ブレスレットをもらった場合にはスレッドがほつれて切れるまで身に着け続けます。友情ブレスレットを着けることで、それを一生懸命に努力して作ってくれた相手を称えるという意味があります。ブレスレットを外すと、友情が冷めていったことを示します。また、願いを込めてブレスレットをつけ始め、そのブレスレットが自然にとれた時場合には、その願いが叶うとも言われています。

ラピス・ラズリ

この青い宝石は友情と普遍的真理の象徴と考えられています。この深い青色をした半貴石は、人間関係に調和をもたらすと世界中で信じられています。また、自分の意見を率直に述べる助けをしてくれると信じている人もいます。さらに、明確な思考を与え、感情を落ち着かせ知恵を授ける石としても知られています。

クラダのシンボル

これはケルト（またはアイルランド）のシンボルで、冠を乗せたハートを両手で支えています。このシンボルが説明しているのは、”私の両手であなたへの忠誠を誓う冠と共に私の心を差し上げます。 ”という意味であるとも言われています。このシンボルは、友情、愛情、忠誠心を表すために使われています。このシンボルの指輪を右手に着けると冠が内側を向き独身であることを意味します。逆に、冠が外側を向くように身に付けると、忠誠を誓っている誰かが存在するという意味です。つまり、指輪を左手に着けると冠が外向きになるので婚約していることを示します。