鳩
とオリーブの枝
鳩とオリーブの枝は初期キリスト教で
使われはじめ、18世紀に現在のものとなりました。1949年に芸術家パブロ・
ピカソによって有名になり、戦後の平和運動で広く知れ渡りました。鳩は聖なる魂、または聖なる霊を表しています。
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平
和サイン
反核の象徴、または平和サインは世界
で最も知られているシンボルの一つです。このシンボルは、英国の'核軍縮キャン
ペーン'CDNの指導者であるベントラン・ラッセル卿と、ロンドンでの大デモ行進と座り込みの要望によって考案されました。このシンボルは、
"Nuclear(核) Disarmament(武装解除)"の頭文字をとって、手
旗信号で"N" と "D"
の文字を表しています。 |
平
和文化の象徴
ニコラス・レーリヒ
(1874–1947)
は文化財を守る活動の創始者で、そのシンボルである白地に栗色で周囲を囲む円の中に三つの塗りつぶされた丸を示すエンブレムを、平和の象徴として使い始め
ました。。
1935年レーリヒが口火を切ることによって、米国とラテンアメリカの国々とで協定が結ばれ、"歴史的建造物、美術館、科学・芸術・教育・文化機関"
を平和時も戦争時においても保護することに同意しました。レーリヒ美術館によると、"平和文化"のシンボルは古代に起源があるとしています。知られている
最古の例は石器時代の魔除けではないかと言われ、周囲の円はなく三つの丸で構成されていました。レーリヒは、その後世界各地で多数の例に出くわし、それが
存在の三位一体の自然の深さと洗練された理解を表していると知りました。 表象と協定の目的のために、レーリヒは人間の文化的活動を包
含してい
る芸術、科学、宗教を三つの丸で表し、その周囲を円で囲むことで文化全体を表現しました。
彼はまた、周囲の円を過去や現在、未来を包括する永遠の時間としても表現しました。 |
壊
れたライフルのシンボル
壊れたライフルのシンボルは国際反戦
者(WRI)
とその関連団体、1921年のWRIの基盤より以前に発足された団体、によって使われています。最初にこのシンボルが使われた例は、オランダの国際反軍事
連合の発行する月刊誌の1909年1月号にある、De
Wapens Neder (武器を下ろせ)
という記事の発行人欄でした。
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平和の旗
この虹の旗はイタリアが発祥で、 '平和'を意味するイタリア語のPACEという文字が太字で書かれています。
虹色の国際平和の旗は、平和主義者であり社会哲学者のアルド・カピチン(1899年から1968年)によって主催された、ペルージャからアッシジまでの
1961年の平和行進で初めて使われました。カピチンは、英国の平和行進で使わた平和の旗を案にして、材料である着色された布きれを縫い合わせるために、
急いでペルージャの女性を集めました。 |
平和の鶴
アジアでは白鶴は平和の鳥です。もともとは繁栄と友情という意味が込められた平和で、戦争に関するものではありませんでした。日本の広島と長崎に原子爆弾
が投下された後、鶴は日本で非常に重要な平和のシンボルとなりました。 |
平
和
のハンドジェスチャー
平和のハンドジェスチャーは、第二次
世界大戦中に勝利を意味するV(カトリックの祝福のジェスチャーとは異なる)が
占領軍からの解放のシンボルとして壁に描かれたことからヨーロッパで始まったと考えられています。このサインは平和と真実の勝利のシンボルとして、
1960年代と1970年代の平和運動で広く使われていました。
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