ナンディヤヴァルタのシンボル

喜び、繁栄、内なる神秘、無意識、幸運のシンボル。

ナンディヤヴァルタのシンボルは二つの古代宗教に由来する。このシンボルは、四本の腕、九つの曲がり角と角をもつ迷路である。ナンディヤヴァルタのシンボルが現れる宗教の一つは、古代インドの宗教ジャイナ教である。ナンディヤヴァルタのシンボルは、三つの吉兆な印の一つであり、シュヴェーターンバラ派の八つの吉祥シンボルの一つである。それは教えの道具であり、悟った心のシンボルであり、時に崇拝に用いられる。

ナンディヤヴァルタはまた、ジャイナ教における二人のティールタンカラ、すなわち精神的指導者のシンボルでもある。シュヴェーターンバラ派では、ナンディヤヴァルタは第十八ティールタンカラのアラナータを象徴し、ディガンバラ派では第七ティールタンカラのスプルシュヴァナータを表す。ジャイナ教の聖典によれば、信者は日々の祈りを始める前に、ナンディヤヴァルタのシンボルを含む吉祥シンボルを、途切れない米で描かなければならないとされる。ナンディヤヴァルタのシンボルは、ジャイナ教において喜びと繁栄のシンボルである。

ナンディヤヴァルタ

ヒンドゥー教では、ナンディヤヴァルタのシンボルは、神聖で神秘的なシンボルである月のスワスティカに基づいている。瞑想し、ナンディヤヴァルタのシンボルを内へたどると、目は中心へと至る道をたどる。ナンディヤヴァルタのシンボルの中心から外へ向かう三つの道の選択がある。三つの道は、ヒンドゥー教における救済への三つの道を表す。すなわち、義務の道であるカルマ・マルガ、知識の道であるジュニャーナ・マルガ、そして帰依の道であるバクティ・マルガである。ナンディヤヴァルタは、無意識、子宮、そして至聖所の中に見いだされる内なる神秘を象徴する。ヒンドゥー教では、ナンディヤヴァルタのシンボルは吉兆である。

古代インドの都市はナンディヤヴァルタのシンボルを用いて計画された。ナンディヤヴァルタのシンボルはまた古代インド美術にも用いられ、仏陀の像や、都市間の往来を促すために用いられた巻物であるヴィジュニャプティパトラにも見いだされてきた。このシンボルは今も米で描かれ、グリーティングカード、はがき、タトゥー、ファインアート、版画に見られる。

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