チベットのフンのシンボル
チベットのフンのシンボルは、おそらくさまざまなチベットのシンボルのなかで最も人気がある。それは古代チベットの祈りまたはマントラ「オーム・マニ・ペメ・フム」または「オーム・マニ・ペメ・フン」から取られた。訳せば、「蓮華の中の宝に敬礼せよ」を意味する。ブッダが教えた本質的なものはすべてこのマントラに含まれていると信じられ、それは執着を離れることによって不浄な心と体をブッダの清浄で崇高な言葉と心へと変える道を示す。言うまでもなく、それは体・言葉・心を浄化しうる、かなり強力なマントラとシンボルである。
瞑想で用いるか毎日唱えると、オーム・マニ・ペメ・フム(またはフン)は否定的なカルマと思いを取り除き、悟りと気づきを達成する助けとなりうる。最後の語「フム」または「フン」は不可分性、あるいは引き裂くことのできない何かを意味する。それは智慧と方便の両方を持ち、これは破られたり分けられたりしえない。それは、私たち一人ひとりの内に清浄さがあること——ただ悟りへの道を歩んでそれを見出し、自らからすべての不浄を拭い去らねばならないこと——を思い起こさせる。このシンボルはまた言葉の空性を悟る助けとなり、それによって悟りを求めるために世界から離れる助けとなる。
アーティスト、デイヴィッド・ワイツマンによるチベットのジュエリーコレクションの一部
