カルトゥーシュ

権力と権威のシンボル。

カルトゥーシュのシンボルは、中央にヒエログリフがあり、下に棒がある楕円の形をしている。ヒエログリフを取り囲む円は魔法の縄を表すと信じられ、下の線はその縄が結び合わされる場所を表す。縄の円は、太陽によって囲まれるすべてのものを表し、それは宇宙に対する王の権力を象徴した。

カルトゥーシュは古代エジプトのファラオの墓に飾られた。エジプト人は、人の名が記録されていれば、死後に消え去ることはないと信じた。カルトゥーシュは識別子として働いた。一部のファラオは不運を退け、善霊を引き寄せるために身につけた。名のまわりの楕円は、死後に悪霊から彼らを守った。エジプト史のある時期には、誰かが自分の名の入ったカルトゥーシュを入手すれば、その人はカルトゥーシュに記された人物を支配できると信じられたため、カルトゥーシュから名が省かれた。それらは古代エジプトで紀元前2800–2700年に初めて用いられた。紀元前2600–2500年に普及した。

カルトゥーシュはもともとシェヌと呼ばれていた。フランス兵が最初にカルトゥーシュという語を用いたのは、このシンボルが前装式火器の紙製火薬カートリッジ、すなわちカルトゥーシュを思い起こさせたからである。

今日、カルトゥーシュはネックレスなどの装身具のペンダントとして見られる。

カルトゥーシュ

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