赤十字のシンボル
赤十字は、国際赤十字・赤新月運動を指すために一般に用いられる語であり、人命と健康の保護、人間の苦しみの軽減、危機にある人々への援助、人間の尊厳の擁護のために働く非政府・非政治・非宗教の世界的人道組織である。本部はスイスのジュネーブにあり、従業員、ボランティア、寄付者のネットワークを通じて活動する。
この運動には、共有された理念と共通の目標によって結ばれた、明確で法的に独立したいくつかの人道機関が含まれる。これらには、国際戦争および国内武力紛争の犠牲者に保護とケアを提供するために1863年に設立された赤十字国際委員会(ICRC)、ほぼすべての国に存在する各国赤十字・赤新月社、およびこれらの社の活動を調整し、世界のどこであれ大規模緊急事態への対応として救援ミッションを組織し主導する国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)が含まれる。赤十字運動は戦場で負傷した者への医療援助の提供のために始まったが、年月とともにその範囲を広げてきた。今日、それはまた国家の医療制度を強化するための緊急医療サービスも広げ、他の多くの人道サービスも提供する。
『赤十字』という語はまた、この運動の紋章も指す。白い背景の上に置かれた赤い十字からなるこのシンボルは、容易に世界で最も認識されるイメージと呼ぶことができる。それは国際赤十字・赤新月運動の医療サービス、人々、人道活動、プログラムを表す。大いに尊重される赤十字の紋章は、保護、人道援助、中立のシンボルとして国際的に認識されている。
